ブレゲ独自のマルチタイムゾーンウォッチがマリーンコレクションで登場。
ふたつ以上の地域の時刻を表示するマルチタイムゾーンの腕時計は、最も実用的なアイテムのひとつです。旅行中はもちろんのこと、グローバルに働く人たちにとっても便利です。最も一般的な「GMT」や「ワールドタイム」をはじめ、「UTC」「デュアルタイム」「ツインタイム」から「トラベルタイム」まで、ブランドやモデルによって機能や表示方式は多岐にわたります。
なかでも先進的なマルチタイムゾーンウォッチとして知られるのが、ブレゲが3年の歳月をかけて開発し、4つの特許をもつインスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示システムを備えたオーラ・ムンディ。ラテン語で「世界の時間」を意味します(“Hora”が時間で“Mundi”が世界)。
2021年 ブレゲ新作 マリーン クロノグラフ 5527 5527BB/Y2/BW0
マリーン クロノグラフ 5527
Ref:5527BB/Y2/BW0
ケース径:42.30mm
ケース厚:13.85mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:18Kホワイトゴールド
ムーブメント:自動巻、Cal.582QA、48時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、28石
仕様:時・分・秒・日付表示、ケースバンドにフルート装飾、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)、ブルー仕上げの18Kゴールドダイアル(手彫りギヨシェ模様)、蓄光のローマ数字のチャプターリングとドットインデックス、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンド、4時-5時位置に日付表示、ファセットを加えたゴールド製蓄光ブレゲ針、海洋コードからデザインを着想したセンタークロノグラフ針、個別番号とBreguetのサイン入り
初代のクラシック オーラ・ムンディ 5717は2011年のバーゼルワールドで発表され、その後2016年には後継機となるクラシック オーラ・ムンディ 5727が登場。そして今年は初めて、スポーティなマリーンでリリースされました。
“マリーン オーラ・ムンディ 5527”のケースは、直径43.9 mm、厚さ13.80 mmで、18K ホワイトゴールド、または18K ローズゴールド製ケースの2種類。防水性能は100mです。
オーラ・ムンディには、この種の複雑機構を備えた時計によく見られる「ふたつの時針」や「24時間表示」はありません。一見すると日付表示とデイ/ナイト表示を備えたシンプルな3針モデルのように見えますが、よく見てみると6時位置に開口部があり都市名が表示されていることに気づきます。では、どうやって使うのでしょうか?
設定するにはまず、8時位置のリューズを回して6時位置に表示されている都市名を変更します。任意の都市を選択したら、3時位置のリューズで時刻を設定。もうひとつの都市の時間に切り替えるには、プッシュボタンを兼ねる8時位置のリューズを押し込むだけ。もちろん12時位置に配される日付と4時位置のデイ/ナイト表示も連動しています。
確かに設定には少し時間がかかりますが、一度設定してしまえばワンプッシュでいつでも好きなときに呼び出すことができる非常にスマートなGMT機構なのです。
ケース内部には、これらを実現するCal.77F1が搭載されています。既存のCal.777をベースにインスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示システムのモジュールを載せた自動巻きムーブメントで、パワーリザーブは55時間、振動数は2万8800振動/時です。ストラップは3タイプから選ぶことができ、ラバーストラップ、レザーストラップはともに892万1000円、ブレスレットは1168万円2000円です(すべて税込)。
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- ブレゲ マリーン オーラ・ムンディ 5527(編集部撮り下ろし)
- 登録日時
- 2022/03/24(木) 18:37
- 分類
- 未分類